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ホーム・アローン2(1992)レビュー — ニューヨークでもケビンは一人だった 映画 ポスター

ホーム・アローン2 (1992)

ニューヨークでもケビンは一人だった

★★★★★ ★★★★★ 4.0

by 10days1movie · 公開 2026-09-02

区分 映画
監督 クリス・コロンバス
出演 マコーレー・カルキン, ジョー・ペシ, ダニエル・スターン, キャサリン・オハラ
公開 1992
ジャンル コメディ, ファミリー, 冒険
上映時間 115分

1作目が完璧だったと知りながらも2作目を作った。舞台をニューヨークに移し、悪役はそのまま連れてきて、ケビンの機転も変わらない。新しさのない公式だが、それがこの映画の戦略でもある。評価は★4.0。1作目より低く評価されるが、クリスマスシーズンになると依然として引っ張り出してしまう作品だ。

どんな映画か — ニューヨークへ移った冒険

ケビン(マコーレー・カルキン)がまた家族と離れてしまう。今回は空港で父親のカバンを失って一人ニューヨーク行きの飛行機に乗る。豪華ホテルで父親のクレジットカードを使って贅沢に過ごしていたケビンは、再びハリーとマーブ(ジョー・ペシ、ダニエル・スターン)と遭遇する。前作で捕まえた2人の強盗が脱獄していたのだ。ニューヨーク全体がケビンの遊び場になり、クリスマスイブに大型おもちゃ倉庫が戦闘の舞台となる。映画は単純に舞台を家からニューヨークに替えただけでなく、規模も一緒に大きくした。セントラルパーク、ロックフェラーセンターのアイスリンク、プラザホテルといった象徴的なニューヨークの名所が背景として登場し、ケビンの冒険がより大きく広がる。鳩おばさんというケビンの孤独を共有する対象となる新しいキャラクターが追加されたのも1作目との違いだ。

ケビンがプラザホテルのスイートルームでルームサービスを楽しむシーン、ホーム・アローン2スチール

演出 — 狭い家から巨大な都市へ

クリス・コロンバスは1作目の公式をそのまま踏襲する。違うとすれば舞台がニューヨークで規模が大きくなったことだ。プラザホテル、セントラルパーク、ロックフェラーセンター、クライスラービルが背景に登場し、ニューヨークのクリスマス風景が豊かに収められている。トラップシーンの創意性は1作目ほど鋭くないが、子供が一人で街を闊歩するシーンは依然として爽快だ。1作目の家の内部という狭い空間が今回はニューヨークという巨大な都市に拡張されることで、ケビンが活用する空間と方法も変わる。その変化が単純な舞台交代ではなく規模の拡張として自然に感じられるのは、コロンバスが空間を読む方法のおかげだ。

演技 — より熟練したケビン

マコーレー・カルキンは1作目より熟練していて余裕がある。ケビンというキャラクターが今や自信に満ちていて、それが観客を安心させる。ジョー・ペシとダニエル・スターンは前作と同様にコメディと苦痛を同時に提供する。短く登場する鳩おばさん役のベテラン女優も印象的だ。

ケビンがクリスマスイブのニューヨークの街を一人歩く夜景シーン、ホーム・アローン2スチール

映画が語るもの — 大人をやり込めるカタルシス

この映画が語ることは1作目と大きく変わらない。一人でも生き延びられるが結局家族が大切だということ。しかしこのシリーズの本当の魅力は、道徳的なメッセージよりもケビンが大人たちをやり込めるカタルシスにある。ケビンは大人たちが無視する子供だが、最も賢い。それは依然として機能する。

評価とレビュー

IMDb評価は6.9で1作目(8.0)より低い。ロッテントマト新鮮度は35%と批評家の評価は低いが、観客スコアは70%台を維持する。TMDB基準6.8点台でクリスマスファミリー映画としての地位は確固たるものだ。1作目の公式を繰り返すという批判はあるが、その繰り返し自体がこのシリーズのブランドになった。

おもちゃ屋でトラップを仕掛けるケビン、ホーム・アローン2スチール

惜しい点

1作目の影から抜け出せない。設定がほぼ同一で、トラップの創意性も前作に及ばない。なぜ強盗2人が再びケビンの前に現れたかの説明が都合よすぎる。新鮮さよりも馴染みで勝負する続編だ。

総評

1作目は超えられない。しかし超えようとして作られた映画でもなさそうだ。ケビン、ニューヨーク、クリスマス。この三つの組み合わせだけで今も楽しく見られる映画だ。毎年12月に一度は見てしまう種類の作品。1992年の公開当時その年の北米興行収入1位を記録し、当時のドル換算で3億6千万ドルの収益を上げた。プラザホテルが実際の撮影背景として使われ、当時のホテルオーナーだった人物がカメオ出演していて、後に人々が気づいて興味深がるシーンになった。このシーンは今でもよく話題になる。クリスマス映画のクラシックとして一席を占める作品だ。★4.0。

こんな方におすすめ

  • クリスマスシーズンのファミリー映画を探している方
  • 1作目が好きだった方
  • マコーレー・カルキンのケビンキャラクターをもう一度見たい方

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